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オリンピック後の世界の異変に向けて、戦略的になろうじゃないか [雑談]

もう7月も終わりだ。
早いものだ。2012年も半分がすぎ、それどころか、ついこないだ北京オリンピックだと思っていたら、今はロンドンオリンピックらしい。盛り上がっている・・・のかな?


ロンドンオリンピック後、世界は大丈夫だろうか・・・という心配が、私にはある。


オリンピックは世界的なお祭りだ。
色々なものを脇にどけて、とりあえず盛り上がっている。


しかし、そもそもの世界の状況を見てみると、とても不安定だったはずだ。
アラブ・北アフリカは相変わらず混乱状態が続き、欧州は通過・債務危機が依然深刻だ。世界各国で権力移行があり、主要各国は国民の支持を得るべくわかり易い迎合主義に走りかねない。

日本の状況を見ても、国内政治はとても安定しているようには見えないし、TPP、原発問題と、国民を二分しかねない話題も多く、目がくらむ。頑張って顔を上げてみると、すぐご近所の某国は若い指導者が何やらきな臭い動きをしているし、北のほうでも南の方でも、領土をめぐって威嚇されている。


お祭りが終わったあと、これらの課題がどっと押し寄せてくるように思えてならない。


我々は、これからは戦略的に行動することが求められる。
個人ベースでも、家族・企業などの集団ベースでも、そして国家ベースでも、そうだ。

現状をできるだけ正しく把握し、打つ手を、選択肢を確保しておく必要がある。


荒波がやってきたとしても、したたかに生き残らなければならない。

だから、本書をおすすめする。
良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

  • 作者: リチャード・P・ルメルト
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2012/06/23
  • メディア: 単行本


基本的にビジネス書として書かれているものなので、それ以外の用途としてはとっつきにくいかもしれない。

だが、ビジネスにしても人生にしても、現状の問題を正しく把握して、必要な手を打つというのは、変わらず重要なことである。

営業であろうが、ダイエットであろうが、就職であろうが、家計のやりくりであろうが、私たちの前に立ちはだかる問題に対して、とるべきアプローチというのは共通のものがある。

本書は解決策を与えてくれない。
わかりやすいフレームワークを示すものでもない。

だが、戦略的であるとはどういうことか、について、正しく教えてくれる。

大切な問題に対しては、我々は戦略的であるべきだ。
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オリンピックと経済 [雑談]

いま、オリンピックの話題が熱い・・・が、私はこの手の情報に疎い。

少しは話題についていくべきかと、今朝は珍しくオリンピック関連のニュースを見てみた(ここで競技の中継を見ない点が、興味の低さを物語っている)。

そのニュースで取り上げられていたのが、ロンドン地元商店の商魂について。何かというと、どうやら五輪のマークや“オリンピック”という名称について、その使用が厳しく制限されているらしい。それにメゲずに監視の目をかいくぐり、オリンピックでひと商売あやかろうという、商売人魂を紹介していた。

そのなかで、ある1人の商人の言葉が印象的だった。

「まったく、誰のためのオリンピックなんだろうね」


大金を払うスポンサーに配慮して、五輪マークや“オリンピック”という語は厳しく制限される。それはある種、しょうがないことかもしれない。
しかし、何か釈然としないものを感じる。

いいじゃないか、オリンピックはみんなのお祭りだろう?
五輪マークや“オリンピック”くらいフリーにしろよ。


お金の集まるところに利権は生まれる。
お金と企業の経済活動は、いろいろなところに入り込んでいく。


嗚呼、コーポラティズムの波はどこまでも。

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イジメ問題、アメリカと日本での取り組み方 [雑談]

ニューズウィークのコラムが興味深い。

・コロラド乱射事件と、アメリカの「いじめ」問題

ちょっと引用する。

(アメリカでは)<一方で、最近の現象である「ブリング(いじめ)」については、相当に陰湿なものもあり、最近では自殺者が残したビデオメッセージが全米に衝撃を与えるというような事件もありました。ですが、こうした動きに対しては、各学区それぞれに、自治的な教育委員会がプロのカウンセラーを導入したり、最新の児童心理学を駆使したりして十分に「闘う態勢」に入っているということは指摘できるように思います。>

日本でこのところ話題のイジメ問題だが、イジメが存在するのは日本もアメリカも同じだ。


大津の事件では、イジメ加害者の生徒はもちろん許しがたいが、教師を含めた周囲の大人の情けなさも目に付く。


このコラムを読んで、「へえ」と思ったのは下記のくだり。


<例えば人気テレビドラマの『glee』に見られるように、番組を制作する大人が子供たちに向けて発するメッセージも「いじめ」を乗り越えるためのモチベーションを与えるよう工夫されています。>

翻って日本の現状はどうか。

エイベックスが、ヤンキーのアイドルのオーディションを開催するらしい。
・エイベックス、美少女ヤンキー大募集! 可愛いだけじゃない「オラオラアイドル」探せ

ヤンキーの定義は厳密には難しいかもしれないが、おおよその印象として、見た目、口調、態度、行動で判断できる。

で、最近問題になっているイジメの事件。
例えば大津の件もそうだし、小学校低学年の小さな子どもをいじめて動画アップした事件、川でおぼれさせた事件、高所から飛び降ろさせた事件、当等、いずれも大きな問題になっているイジメは、どれもこれもヤンキーが主体になっていないか?

もちろん、普通の生徒にだってイジメの問題は存在する。しかし深刻な問題になっているのは、いずれもヤンキーが関わっている。


このタイミングで、ヤンキーを美化するイベントを行おうとしているエイベックスは、いったい何を考えているのだろう?

<プロフィール欄にはスリーサイズなどのほか「これだけは負けない、自信があること」を記入。不良自慢でも構わないという。審査では「個性的な生き方や価値観」が大きな基準になるといい、「ビジュアル、歌唱力といった選考基準にとらわれない、人生360度問われる革新的オーディションとなります」としている>

いや、いい。
いいよ、ヤンキーアイドル。
正直、面白い。発想も着眼もいいと思う。


しかし、このタイミングでこんなことをして、しかも冒頭のコラムでアメリカのメディアに携わっている大人たちのことを読んだあとだったから、どうにもギャップが・・・。



イジメという、いたって幅の広い簡単な言葉でひとくくりにしてしまっているが、今問題となっているのは、執拗な暴行であり、傷害であり、陰湿な精神的攻撃であり、恐喝である。そして人の生命をも奪ってしまっている。ケースによっては、親も謝らない、教師も教育委員会も謝らない、責任を取らない、というのも見受けられる。

これは社会問題だ。どうしようもない。こういった事件には、多くの人が真剣に取り組まないと、なかなか変わらないと思う。

第2のAKBとかいって、ヤンキーで儲けることばかり考えている場合ではない。

いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)

いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)

  • 作者: 内藤 朝雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 新書



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残穢と鬼談百景 [読書]

楽しみな本がある。

小野 不由美さんの新作ホラー小説、「残穢」と「鬼談百景 (幽BOOKS)」だ。

残穢

残穢

  • 作者: 小野 不由美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/07/20
  • メディア: 単行本



鬼談百景 (幽BOOKS)

鬼談百景 (幽BOOKS)

  • 作者: 小野不由美
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/07/20
  • メディア: 単行本


新作が2冊同時にリリース。

残穢が長編、鬼談百景が短編ということらしい。

小野 不由美さんといえばティーンズ小説出身だが、あなどるなかれ。筆量十分、とんでもない書き手だ。私はこの新作、まだ読んではいないのだが、小野 不由美さんに関しては信頼している作家の1人なので、レビューや評判を気にせず購読するつもりでいる。

小野 不由美さんといえばとんでもない長編が多いのだが、今回の残穢は、小野 不由美さんからすればそこまででもない。とはいえ五〇〇枚書き下ろし。

ちょっとあらすじを引用しよう。
<怨みを伴う死は「穢れ」となり、あらたな怪異の火種となるのか──。畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の泣き声がする、何かが床下を這い廻る気配がする。だからあの家には人が居着かない──何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうち、浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実。>

穢れがテーマとは、日本的でいい。が、純和風というものでもなさそうだ。

純和風な展開でいえば、小野さんの以前の作、これが面白かった。
ゴーストハント6 海からくるもの (幽BOOKS)

ゴーストハント6 海からくるもの (幽BOOKS)

ゴーストハント6 海からくるもの (幽BOOKS)

  • 作者: 小野不由美
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/09/22
  • メディア: 単行本


<日本海を一望する能登半島で料亭を営む吉見家。この家は代替わりのたびに、必ず多くの死人を出すという。依頼者・吉見彰文の祖父が亡くなったとき、幼い姪・葉月の背中に不吉な戒名が浮かび上がった。>

“古い信仰が残る土地”で起こる怪異。私自身、この作品のレビューにも書いたのだが、
「本書で取り上げられているような素材(塚や信仰や歴史)は、日本各地に残っています。
私、趣味がてらよく見て回っているのですが、多くの場合は忘れ去られていますが、似たような設定をよく見かける。(中略)私たちは気づいていないだけなのかもしれない。吉見家のミニ版や少し形を変えただけの話なんて、けっこうあるのかも……。」
というのは、実感でもあります。

ちなみに、私自身は霊などを信じているわけではないのですが、設定・状況が似ているケースというのが、現実の社会の中にもある。

とりあえず、純和風の「海からくるもの」は面白かったのですが、今回のは、それとはまた違った展開の様子。


ところで、穢れという感覚は、日本人にはとても強く残っている。
小説家で逆説の日本史シリーズを書いている井沢元彦さんは、よく「中年オヤジや、あるいは死人が使っていたハシやコップが、物理的に綺麗に殺菌されていたとしても、使うの嫌だろ?」的な説明により穢れを説明されたりするが、まさに、嫌だ。


この何となく感じる存在感-穢れという感覚は、私たち日本人に強く染み込んでいる。

正体不明の感覚、穢れ。

【浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実】というのだから、その穢れが、恐らく土地に染み込んでいる?

いわゆる忌み地というやつか。

そういう土地は、けっこうあるものだ。


地方ではわからないが、私の住んでいる地域では、おそらく30年くらい前までは、忌み地を知っている人と言うのは割りといた、ようだ。それでも古老中心だろうが。
ところが、今ではそういったものを知っている人は、0ではないが、ほとんどいない。

恨みをもったものが死に、そこに住むものは長く続かない、であるとか、かつては死体置き場だった、とか、そういう土地が、やがて廃屋になり、地主が手放し切り売りされ、雑地になり、整備され、マンションになったりする。

私は神社めぐりが好きだが、先日いったところは、神社が取り壊され、戸建て住宅になっていた。そこがかつて神社であったこと、住民はしっているのだろうか?また、この住民が住んだ後に売られた場合、そこは旧神社の地ではなく、単なる旧住宅の地となる。こうなると告知義務もないかもしれない。


と話は脱線したが、小野さんの新作、非常に楽しみだ。

本屋でちらりと見たのだが、やはり分量はそれほど多くはなさそうだ。たっぷりと楽しみたい身としては、少し残念でもある。しかし2冊同時発売なのでいいか。


購入することは決まっている。
あとは、読む時間の確保である。
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残酷な世界-人はどこまで無邪気に楽しめるのか!? [雑談]



吉野家に牛のゆるキャラ「よっぴー」が登場した。

子供に親しみを持ってもらい家族連れの来店増につなげたいらしい・・・。



かわいい。

確かに、かわいい。


しかしー・・・。


「このキャラクターかわいいー!あ、牛丼きた。ああ、牛肉うめ~」


あまりに残酷な世界だ。





ちなみに、
<同社では2003年末にBSE(牛海綿状脳症)問題で牛丼の販売を停止、代替として豚丼を販売した際、どんぶりに豚が乗ったイメージキャラクター「吉ブー」を作成したが、牛丼の再開に伴い吉ブーは「旅に出た」(同社)として現在は活動していない。>
だそうだ。
笑えないうえに、何か悲しい。
もう牛を食べても安心か (文春新書)

もう牛を食べても安心か (文春新書)

  • 作者: 福岡 伸一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 新書



眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

  • 作者: ダニエル T.マックス
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2007/12/12
  • メディア: 単行本



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義朝とアフリカ少年兵、そして大津事件へ [雑談]

視聴率の低空飛行が心配なNHK大河ドラマ「平清盛」だが、先日は清盛VS義朝だった。つまり平治の乱、平氏と源氏との、武士の頂上対決だ。これより、貴族、摂関政治・院政の時代から、やがて武士の時代へと突入していくわけだ。


さて、大河ドラマの話の展開は置いておいて、平治の乱の以前、清盛と義朝は、かつてともに戦った仲だった。

保元の乱というのがある。

後白河天皇方として、清盛と義朝が。

崇徳上皇方に、清盛の叔父である平忠正、そして義朝の父である源為義がついた。
つまり、平氏と源氏は、血のつながりがあるにも関わらず戦うはめになった。結果として後白河天皇方の勝利に終わるのだが、その後、義朝はとても残酷な目にあうことになる。

敵方についた父や幼い弟達の助命嘆願をするもかなわず、それどころか、なんと朝廷の命により、自らの手で父や幼い弟達を斬らされる事になるなるのだ。


お前の親父は謀反人だ。お前の手で斬れ-。


ひどいやり方だ。


昨年話題になった小説「ジェノサイド」のなかで、アフリカの少年兵の話がでてくる。武装勢力は村を襲い、唾棄すべき行動でありとあらゆるものを奪うのだが、奴らは村の子ども達の連れ去る。その連れ去るとき、子どもたちに、自分達の手で実の親を殺させるのだ。

そうして連れ去られた子ども達は、やがて精神を壊された殺人マシーンになってしまうのだが、このアフリカの少年兵問題は非常に根深い問題になっている。

まったくもって、ひどいやり方だ。

ジェノサイド

ジェノサイド

  • 作者: 高野 和明
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/30
  • メディア: 単行本




さて、以上の例にひけをとらない、ひどりやり方があると思う。

それは、例の大津市のイジメ問題だ。



人の命を奪う方法というのは、何通りかある。

自分で自分の命を奪えば、自殺。

他人を刺して命を奪えば、他殺、つまり殺人。

では、殺人の範囲は、どこからどこまでがそうなのだろう?


明確に、死に追いやる行為がある限り、それは殺人ではないだろうか?

執拗な暴力、脅し、搾取、屈辱、精神的に追い込まれ、さらには自殺の練習までさせられているのだから、これは極めて用意周到な、「人の命を奪うプログラム」であると思う。


直接手を下さず、人の命を奪いなさい-。

こんなお題があったとしたら、大津の事件は手際よく、それを実行していることになる。

そう、これはイジメではない。
殺人でもない。

殺人を超える、残酷な犯罪である。


奴らは恐らく、被害少年を3度殺した。
1度目は執拗な暴力と屈辱とで、心を。
2度目は、自殺への道筋をつけて、体を破壊した。
3度目は、死後、その行動により、彼の思いと伝えたかったものと、守りたかったものと、その残りの全てを台無しにした。


さらに事件後、加害者一味だけでなく、学校や教育委員会も参加して、罪悪感に苦しむ生徒に、何重もの形で深い傷跡をつけ、大津市という地名に汚名を加えた。



思うのだが、いじめという言葉は、その実態を隠すフィルターになっているのではないか。いじめを受けた芸能人たちが言っているように、いじめを受けた側は、一生その傷を背負って生きていくことになる。
(中川翔子さんのブログや、テレビでの内藤大助さんの発言など)

一生残る傷で、場合によってはその場で死んでいたかもしれない・・・これが精神的なものでなく外傷であるとすれば、重傷重体になるくらいのとんでもない大怪我だ。

時に、無謀な通り魔事件などを起こした犯人が、じつは過去、イジメをうけていたということがある。一概には言えないと思うが、彼を通り魔事件を起こすほどの歪んだ人格に育ててしまった1つの原因に、イジメがあるのだとしたら、その被害の何分の1かはイジメ加害者に責任があるのではないだろうか。



朝廷が義朝に命じた、処刑。
少年兵を生み出す、プロセス。

大津の犯罪は、大げさかもしれないが、それらを内包しているように思える。

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私達は進歩していることを信じよう [これから日本の話をしよう!]

世の中というのは、非常に残念なことだが、力のある人間が勝つようになっている。

そして、力に対抗するためには知恵、頭脳が必要なわけだけど、清廉潔白な賢さなんて滅多に見かけることはなく、ようはズルさが必要なのであって、ズルい奴が得をしたり、勝ったりするのが世の常だ。


先月行われた国連持続可能な開発会議、通称「リオ+20」では、環境に配慮したグリーン経済が謳われたが、いっぽうで、世界各地の先住民は、勝手極まりないこの施策に反発の声を上げた。

そりゃそうだ。人の土地を侵略し、都合のいいように使おうとし、何が持続可能な開発だ。


正義が勝つ、というのが本当だったとしたら、こうまで白人が世界を席巻することはなかっただろう。何が“アメリカ大陸発見”だ。以前からそこにあって、人々は普通に暮していたわ。


日本も人のことは言えない・・・かもしれない。
騙し、付け入り、仲間われをさせ、裏切らせ、東へ北へと勢力を拡大させたのは、我々のご先祖さまだ(もしかしたら、我々は侵略された側かもしれないが・・・)。

オオクニヌシの国譲りの神話や、神武東征などを見ると、何ともいえない悲しみを感じる。

最近の例でいうと、松前藩のアイヌ仕置き(↓↓↓)じゃないだろうか?
逆説の日本史17 江戸成熟編 アイヌ民族と幕府崩壊の謎

逆説の日本史17 江戸成熟編 アイヌ民族と幕府崩壊の謎

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/02/14
  • メディア: 単行本



色々と考えると、今のこの時代というのも、力のある奴やずるい奴が強いことには変わりないが、それでも、やりようによっては弱いものが勝てる見込みのある、貴重な時代だと思う。

私達は、進歩している。
そう信じよう。


な、大津市さん。

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不快な奴ら [雑談]

大津市で昨年10月に起こった、男子中学生を自殺へと追い込んだ事件。

大津市教育委員会や学校、教師の対応のまずさにより、この問題に注目が集まっている。これらの報道を見ていると、本当に嫌になる。不快だ。


市教委や教師に対して強い不快感を感じるが、それはそれとして置いておいて、やはり虐めた側の生徒というのは、いったい何者なのだろうと考える。

・廊下で思い切り肺、おなか、顔を殴ったり、跳び蹴りしていた
・教科書が破られたり、口に粘着テープを張られて羽交い締めにされて殴られたりする
・ハチの死骸を食べさせられそうになっていた

・「自殺練習」追加調査しない考え…大津市教委(読売)

・廊下で飛び蹴り、口に粘着テープ(産経)

突発的にカッとなり、自制できずに暴力を起こしてしまうことは、決して許されることではないと思うが、ありえることだとも思う。
しかし、このケースのように、長期間にわたって暴力行為を続け、痛めつけ、肉体的にも精神的にも追いつめていく、この嗜虐性(人や動物に対して苦痛を与えることを好むこと。むごたらしい行為を好む性癖)。


あなたなら、どうだろうか?
仮に殺したいほど憎い相手がいたとしても、そう簡単には殺さないはずだ。カッとなって手を上げてしまったとしても、執拗に、長期間にわたって、それを続けるだろうか?今回、自殺した少年が「死ぬ」ということを、虐めた本人達にメールや電話で伝えたところ、「死ねば」とかえしたらしい。それどころか自殺する練習までさせている。
あなたなら、それができるだろうか?


本気で死ぬとは思わなかった?そんな言い逃れでは通用しないほど執拗な行為だ。

そういう性癖があるとしか思えない。

このようなケースでは、虐めていた人間全員が、すべてこの嗜虐性を有していたとは思わない。同調してしまったり、そういうこともあるかもしれない。しかし、この虐めグループの中には、強い嗜虐性を有している人間が必ず含まれていたはずだ、と思う。


こういう人間には、良心というものがない。いわゆるサイコパシーというやつだ。

鳩の足を切断したり、猫の首を切断するような人間と根本的には同じである。心の作用が、我々とは違う。外見は人間と同じだが、中身が違うのだ。だから、人に対して残虐になれる。


良心をもたない彼らにとって、人を殴ることは机を叩くことと一緒。

なぜそんな悪魔のような人間が出来あがってしまうか。これがよく分からないらしい。子どもの頃に虐待を受けていたとか、育った環境が悪かったとか、親の愛情を受けずに育ったとか、そういった方向性で解決を望みたくなるが、どうやらそういった要因は関係ないらしい。

問題は、そういう人間が、我々のなかに一定の割合で混じっていることだ。アメリカでは4%程度。日本の場合はもっと少ないが、しかし存在している。詳しくは本書↓を参照されたい。

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  • 作者: ??? ????
  • 出版社/メーカー: ???
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: ???



奴らはきっと、今後はもっと巧妙になる。
今回のように、イジメがばれて、避難されるようなヘマはしないよう気をつけるだろう。しかし、奴らがもっている嗜虐性がなくなるわけではない。別の形で、今よりもっと賢いやり方で発散されるのだろう。



奴らは、見た目は人間と一緒だが、中身が違う。先ほどあげた本によると、見分けることは不可能に近いらしい。そして不幸なことに、良心をもたない人間の中には、一種の人を引き寄せる魅力を持っていることがある。

奴らは人類にとって捕食者である。こんな奴らが間違って権力を握ってしまった場合、人類は悲惨な目にあわされる。それは歴史が証明している。

まったくもって、不快で嫌な出来事だ。
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群馬県の入れ墨調査に見る、ずるい人間のごまかし方 [雑談]

権力者は、ずるい人が多い。

伊坂幸太郎さんの、確か「魔王 (講談社文庫)」に、そんなことが書いてあったと思う。

権力者、お金持ち、地位の高い人、頭のいい人。
こういった人たちは自分の都合のいいように物事を変えていく。


小さな出来事だが、それを彷彿とさせるような「THE・ズル」的な話題を見つけた。

群馬県知事の定例の記者会見で、刺青職員はゼロだったと発表したという。
こんなやりとりがあったらしい。


知事 「前回、話題に挙がりました入れ墨の問題。調査した結果、そういう職員はおりませんでしたので、そのことを報告させていただきます。」

記者  「先ほどの入れ墨の関係なのですが、この調査はどこまでの範囲でどういう手法で行ったのでしょうか。」

知事 「総務部長から(説明します)。」

総務部長 「各部局の次長を通じて、各所属に対して調査をしまして、報告を求めました。その結果、無いということです。」

記者 「出先(機関)の方も含めて。」

総務部長 「出先機関も含めてです。」

記者 「無かったということですが、感想は。」

知事 「当然(の結果)であったと思います。群馬県は意外と入れ墨はそれほど・・・。記者さんはしてますか。」

一同笑い


・・・
・第8回定例記者会見要旨(7月4日)


ところが、読売新聞に、
苦情「ゼロ」で入れ墨職員「いない」とした知事
という記事があり、ここで具体的な調査の方法が紹介されている。

それによると、
<個々の職員が入れ墨を施しているかどうかを尋ねるのではなく、「2011年度から現在までに、職員が入れ墨を入れていることが原因で、県民などに不快な思いをさせたり、苦情が寄せられたりしたことがあったかどうか」を尋ねた。その結果該当例は無かった>

何だ、そりゃあ・・・。
調べる気なんて毛頭なく、「いかに入れ墨職員ゼロという結果を出すか」その結論ありきの調査じゃないか。

入れ墨している人間を調べることについて、賛否があるのは置いておいて、群馬県は、入れ墨調査という話題に乗っかりつつも問題になりそうな摩擦は避け、いい結果だけを取ろうとしているようにしか見えない。


しかし、残念なことに、このような「先に結果ありき」の調査というのは、大手マスメディアの調査・アンケートでも、結構あるらしい。

例えば、
「あなたは消費税増税に賛成ですか、反対ですか?」
とは聞かずに、
「民主党がマニフェストを反故にして消費税増税することに様々な批判が出ていますが、あなたはこのような一方的な消費税増税に賛成できますか?それとも反対ですか?」
と聞くようなものだ。


群馬県が調べたことはいったいなんだったのか。
入れ墨をしている職員を調べているようには見えない。
職員が入れ墨をすることによって市民とトラブルが発生しているかどうかを調べているわけでもない。

この調査に、いったい何の意味があるのかわからない。


ただ1つ、わかっていることがある。
ずるい人間は信用できない。
魔王 (講談社文庫)

魔王 (講談社文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/09/12
  • メディア: 文庫



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不吉な人魚伝説「八百比丘尼」 [これから日本の話をしよう!]


米国立海洋局が、「人魚は伝説上の生き物だ」という公式見解をウェブサイト上で発表したらしい。そもそもの経緯は、米ディスカバリー・チャンネルの動物専門チャンネル「アニマルプラネット」で、人魚は実在するという説に基づいた番組を放映した結果、海洋局のもとに多数の問い合わせが届いたことにあるという。

赤い蝋燭と人魚

赤い蝋燭と人魚

  • 作者: 小川 未明
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 単行本


「夢がない・・・なんて興ざめすることをするのだ」と思う一方で、本気で信じてしまうような人がいて、それによって家庭や子どもを投げ打って人魚探しに繰り出すお父さんが現われて家庭が崩壊したり、人魚にあこがれるあまりニートになってしまう等の問題が起こっているのかもしれない。
が、正直どうでもいい話だ。


人魚・・・ねぇ。
記事には水生人間とも書かれている。


別の言い方をすれば、「半魚人」でしょ?極論すれば「人面魚」も範疇に入る。


人魚と半魚人・・・表記の仕方によって随分イメージが異なる。

半魚人や人面魚が存在する・・・ということになったら、一気にオドロオドロしいイメージになる。子どもは泣き叫び、周辺の小学校では一斉下校が始まるかもしれない。


敗戦を終戦、核を原子力、ミサイルを人工衛星と言い換えるような、巧みな印象操作を感じる。


何が人魚だ、それは半魚人じゃねぇか。
何がクチコミマーケティングだ、ただの噂話じゃねぇか。
何がハーフバースデーだ、ただ誕生日から半年すぎただけじゃねぇか。


ちなみに、半魚人は人魚と逆で、頭が魚で足が人間、というイメージで認識されている。
定義上、どうなのかわからないが、それにしてもどっちもどっちだ。人魚が美人とは限らないんだぜ?

ところで、人魚伝説というと、世界に共通して不吉なものとされていることが多い。
そして、マーメイドとか言っちゃうと西洋の小奇麗なイメージだが、実は日本にも古来から人魚伝説が数多く残されている。
10メートル以上もある大きな人魚を捕まえたり、あるいは人魚を漁師が殺したら天災が起こった、なんて話もある。

その中で一番有名なのは、八百比丘尼の伝説だろう。人魚の肉を喰らったがために、不老の身を手に入れてしまったという話だ。いつまでも若くていいじゃん、というハッピーエンドな話ではない。周囲の親しい人、愛する人が死んでいく中で、自分だけ年をとらずに残されていく。やがて彼女は尼になり、孤独と苦しみの中で生きていく・・・八百才の尼さんで、八百比丘尼(やおびくに)という。

呪われた、悲しく切ない物語である。

そう考えると、冒頭の「人魚は伝説上の生き物だ」というのは、実にほっとする声明だったわけだ。


ちなみに、このような、ちょっと怖い人魚伝説の話として、著名な漫画家、高橋留美子さんの作品がある。
何気にこの漫画、こわいぜぇ?

人魚の森 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ)

人魚の森 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ)

  • 作者: 高橋 留美子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/10/18
  • メディア: コミック



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